虫歯治療|東京都三鷹市の歯医者|三鷹リーフ歯科クリニック|土曜診療、日曜診療

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虫歯治療

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虫歯とは

治療風景

虫歯は、口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)が作る酸によって歯が溶かされ、柔らかく脆くなり、最終的に穴が開いてしまう病気のことです。決して歯が黒くなることではありません。初期では自覚症状が少ないため日常生活の中でご自身では気づきにくいです。しかし、早期発見することが出来れば状態にもよりますが、歯に穴が開き虫歯が出来る前の状態に戻すことが出来ます。

虫歯が起こりやすくなる要因(原因)

虫歯は、以下の3つ又は4つの要素が重なり虫歯を引き起こします。

ブラッシング

歯磨きが足りてないと虫歯になる

虫歯菌は自分を守るためにデンタルプラークと呼ばれる自分の住処を作っています。これを取り除くには歯磨きすることが一番効果的です。虫歯になる主原因で、原因全体の80%以上はブラッシング不足が占めると言い切れます。なので、何よりも歯磨きが一番大事になります。

歯質

虫歯になりやすい歯質、歯並び、咬み合わせになっている

歯自体の質は一人ひとり異なり、虫歯のなりやすさを左右します。本来唾液などに含まれるカルシウムを取り込み(再石灰化)して段々歯質は強くなっていきます。この取り込みが弱いと虫歯になりやすい歯質となります。フッ素塗布などをすることでカルシウムの代わりにフッ素を取り込ませて歯質強化できます。

糖分

甘いもの(糖質)を多く摂取する習慣がある

糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、虫歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送るように心がけましょう。また、甘いものとお水やお茶など糖質を含まないドリンクをセットにするなどの習慣を付け加えるだけでも効果があります。

細菌

虫歯の原因菌が活発に活動している

キシリトールやフッ化物(フッ素)には、虫歯の原因となる細菌の活動を抑える働きがあります。キシリトール配合ガムを噛む、フッ素入り歯みがき粉を使う、といったことを日常で意識するとともに、歯科での定期的なクリーニングで、歯垢や歯石を除去することが効果的です。

虫歯の進行症状と治療について

ごく初期の虫歯

C0ごく初期の虫歯

症状

C0は「シーオー」と読み、「C」はcaries(カリエス:虫歯)の頭文字で、「O」はobservation(オブザベーション:観察)の頭文字です。したがって「C0」は、虫歯になっているものの、今のところ治療の必要がない要観察歯となります。
虫歯菌が放出する酸によってエナメル質が溶かされ始めている段階で、歯の表面が白く濁って見えますが、まだ穴は空いておらず、痛みなどの自覚症状もありません。

治療方法

適切なブラッシングやフッ素塗布により、歯の再石灰化を促すことで治癒します。

エナメル質に小さな穴が空いた虫歯

C1エナメル質に小さな穴が空いた虫歯

症状

エナメル質がさらに溶かされ、小さな穴が空いた状態です。歯の表面は黒ずんで見えます。冷たいものを飲食した際に「しみる」などの自覚症状が現れますが、痛みはまだないため、ご自身で虫歯かどうかの判断がつきにくい状態です。
この段階では、歯を削らずに治すことができたり、削る場合でも麻酔を使わずに削る量を最小限に抑えて治療ができたりします。このC1の段階で早期に治療を受けることが理想です。

治療方法

虫歯の部分を最小限に削り、白い歯科用プラスチック(レンジ)などを詰め、表面をなめらかに整えます。

歯の内部(象牙質)まで進行した虫歯

C2歯の内部(象牙質)まで進行した虫歯

症状

冷たいもの、甘いものがしみる

虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで達している状態です。虫歯の部分は黒く見えます。冷たいものや甘いものを飲食したときに、しみる・痛むなどの自覚症状が現れはじめます。この段階から進行が早くなるため早期の治療が重要になります。

治療方法

虫歯の部分を削り取り、詰め物で補います。症状によっては局所麻酔を使用します。
虫歯が広範囲な場合は、型を取って作製するインレー(詰め物)や被せ物によって歯の機能を回復します。

神経まで進行した虫歯

C3神経まで進行した虫歯

症状

熱いものがしみる、激しい痛みがある

虫歯が歯の内部にある神経(歯髄)まで進行した状態です。冷たいもの、甘いものに加え、熱いものでもしみたり、刺激を与えなくても激しい痛みが生じたりする場合があります。

治療方法

炎症が起きている部分と痛んでいる神経を取り除き、神経が入っていた歯の内部(根管)を消毒する根管治療を行います。いわゆる歯の神経を抜く治療になります。この段階で治療すれば、歯自体は残せることが多いです。根管治療後は土台を立てて、クラウンを被せます。

歯根まで進行した虫歯

C4歯根まで進行した虫歯

症状

長期間継続していた強い痛みが治まり、放置している

歯根の部分まで虫歯菌が侵入し、歯の大部分は溶けて崩れ、末期の虫歯の状態です。この段階では痛みを感じる神経自体が壊死しているため痛みを感じません。しかし放置するとやがて歯根部に膿がたまり激痛を生じやすくなります。麻酔も効きにくく、歯を残存することも難しくなります。

治療方法

ほとんどのケースで抜歯が必要となります。抜歯後は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで歯の機能回復を図ります。

抜歯(歯の喪失)後の治療方法

ブリッジ(連続した被せ物)

ブリッジは、失ってしまった部分の歯を補うために、その両隣の歯を土台にして、連続した被せ物を装着する治療です。ご自分の歯と同じように噛むことができますが、ブリッジを固定するため両隣の歯を削る必要があります。このブリッジには、保険適用の金属製のものや適用外のセラミック製など、様々なものがあります。

入れ歯

比較的短期間での作製が可能ですが、硬い食べものや、粘り気のある食べ物では、しっかり噛むことができず違和感が生じることがあります。慣れるまでの時間が必要です。

※詳しくは「入れ歯(義歯)」のページをご覧ください

インプラント

ご自分の歯と同じように噛むことができますが、インプラントを埋め込む外科手術が必要となります。